前回ブログをかいてから12時間後くらい、震災が起きて、プリンストンに住みながらも、多くの変化がありました。
被災された方々の困難はどんなに想像しても及ばない。
ここにいる私には何ができるだろう。何をすべきだろう。
ただ日本のためにお金を集めるだけじゃなくて、寄付する側の人にとっても、何かバリューを生みだして、それを持ってかえってほしい。
他の同じような活動となるべく重複せず、効率的に、上手く連携してうごきたい。
そう考えて、友人たちと、プリンストンの地域の方々とファンドレイジング活動を始めていました。
地域コミュニティの皆さん、大学関係者の皆さんに呼びかけていくと、沢山の方々が集ってくださいました。
プリンストン大学でドネーションテーブルを置かせていただいたり。
4月に人形劇をしたり、地域のお祭りで日本文化紹介をしたり。
日本料理教室をしたり、地元のアジア食材マーケットでコロッケを販売したり。
大学生がひっぱる折鶴プロジェクトをお手伝いしたり。
http://connectprincetonandjapan.weebly.com/ (ウェブの更新を5月末のイベント後さぼっていますが、こんな感じ。)
どれも素敵なイベントで、沢山の素晴らしい出会いがありました。
50名以上のボランティアの方が、様々な形で手伝ってくださいました。
約2ヵ月半の活動で約7000ドルの募金を日本の震災復興プロジェクトに届けることができました。
決して大きな額ではありませんが、プリンストンコミュニティのパワーで集めたお金を、被災地のコミュニティのパワーアップにつながるような復興プロジェクトに届けます。
震災は悲しい事、取り返しがつかない事を引き起こし続けています。
一方で、何かも生まれる。生み出すことができる。
そこに自分が色々な方々と関わっていけるありがたさ。
ソーシャルセクター、市民セクターを底上げしていきたいという大学時代からの想いを、さらに確信に変わってきた数ヶ月間でした。
プロジェクトを支え、ひっぱりしてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
まだ企画中のイベントがありますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
2011年6月20日月曜日
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