185エーカー、約75ヘクタールという日本ではまずお目にかかれない規模の果樹園。
それでもアメリカの1戸当りの平均耕地面積の半分以下なのだから改めてびっくりします。
今日はこども向け絵本読み聞かせプログラムの日。
毎回ある作物や動物をテーマに選び、関連する絵本を読んでもらった後、自分の果物を収穫してみようというもので、この農園で定期的に開かれています。
今日のお話は、これから旬に入るりんごにちなんだ2冊。
1冊目は、アップルパイが成る木!!
という夢のお話ではなくて、アップルパイは木になるんじゃなくて、りんごの種から苗へ樹へ、花を咲かせて、りんごがなるんだよ☆
これで"魚は切り身で泳いでる"事態が避けられます。
2冊目は、Johnny Appleseed という人のお話。
アメリカの開拓時代に裸足でフロンティアを旅してりんごを植えていった彼のおかげで、今こうしてみんなりんごが食べられるんだ☆
でもJonnyがりんごを広めたすごい人!というのは後から1900年代に入ってからりんご業界が作ったイメージ。開拓当時はりんごは主にお酒用だったのを、「医者いらず」のりんごにポジショニングチェンジしたわけ。
(絵本にはかいてません)
フロンティアを次々に先取りしてりんごを植えて、後から来た入植者に農地を託していったビジネスモデルもおもしろい。
ふと気づくと、飲んでいるのは開拓時代のりんごの姿でした。
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